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国内トップのラインナップを誇る円筒研削盤専業メーカ ニッチな需要にも応える対応力・営業力で新規市場開拓を目指す 

国内トップのラインナップを誇る円筒研削盤専業メーカ ニッチな需要にも応える対応力・営業力で新規市場開拓を目指す 

株式会社シギヤ精機製作所

掲載企業株式会社シギヤ精機製作所

営業力が強み!円筒研削盤専業メーカ 

円筒研削盤において、その高い技術力と豊富なラインナップで国内トップクラスのシェアを誇る株式会社シギヤ精機製作所。創業当時から営業部員がサービス業務を兼務するという体制を続けている。営業部員自身が機械を操作する知識と経験を持ち、顧客の要望にタイムリーに対応しているのだ。「営業とサービスは分業することが理想だと思います。ですが当社は中小企業ですので、そうはいかない。そのぶん、一人一人が濃い仕事をしているという自負があります。今も各拠点の営業が本社工場で、完成した機械の立ち上げを行っているところです」と語るのは、営業部長の林 伸昭氏。こうして築き上げた信頼関係は、リピートにも繋がっている。そしてこの現場に根差した体制こそが、同社の豊富なラインナップを生み出す秘訣でもある。 

CNC万能研削盤GSU-20にポリゴン仕様が新登場
新たな挑戦となる内研機もJIMTOF2026で初お目見え 

シギヤ精機製作所が今回のJIMTOF2026で新たに発表するのは、ポリゴン研削機能に対応したCNC万能研削盤GSU-20だ。これによって多角形や偏心円にも対応可能となる。前回のJIMTOF2024で発表されたGSU-20は、CNC万能研削盤GSU-30シリーズのコンパクトタイプ。省人化・自動化に対応すべく複合機への需要が高まっている中で、さらにワークの小型化や省スペース化という課題をクリアしたGSU-20のラインナップをさらに充実させた形だ。「ポリゴン仕様では、内外研や端面加工などに加え、ポリゴン形状やネジ加工なども可能となります。見た目はあまり変わりませんが是非、中身の違いを見てもらえたら」と林氏は話す。 

また新しい挑戦となるのが、CNC円筒研削盤GPL-30Bをベースにオプション展開する内研機だ。主軸台をNCによって任意の角度に旋回できる機能を搭載し、二軸からさらに進化した加工を行うことが可能となる。旋盤マシニングでは多軸化が進んでいるが、円筒研削盤でもNC回転軸による複合的な加工の可能性を提案していきたい考えだ。内研機でありながらワンチャックで外研まで同時に加工することができ、省人化・工程集約に貢献する。 

これまでも円筒研削盤による内研・外研のワンチャック加工は同軸度を必要とする製品などではニーズがあったが、人の手で砥石を取り換えるといった手間が多く必要であった。またシギヤ精機の機械を多く持つ現場では、内研機のみを他メーカにしてしまうと操作性の違いやソフトウェアなどの面から不都合も多く、新しいチャレンジとして開発されたのがこの機械だ。従来機をベースにしながらも、より加工部位を見やすくするためにオペレーター位置を変更し、操作性を向上させている。開発の意図について、林氏はこう語る。 

「GSU-20、30など当社でも複合研削盤のラインナップをご用意していますが、やはり複合機は高価です。よりコストを抑えつつ複合的な加工ができる選択肢をご提案したい。小~中物の高精度加工など、よりニッチな領域、特殊な分野にも対応できるようラインナップを充実させていきたいと考えています。当社は日本トップクラスにラインナップを揃えているメーカです。内研機メーカも外研機メーカもできない、その間を取るような特殊な領域もカバーすることで、新しいビジネスが生まれることを期待しています。ベースマシンをもとに、より使いやすいものを提案していけたら。」 

現場が求めるNCの進化・サポート機能の充実  

円筒研削盤のNC化は単品加工の現場でも増えてきています。今後さらに汎用機のような使い易さなどが求められてきます。ソフトウェアの操作感やオペレーション方法は、世代交代が進む製造現場においてさらに重要視されていく傾向にある。今まで以上に、設備検討の場に、経営層だけではなく現場の声も取り入れていきたいと林氏は話す。 

「当社は中小企業ですので、大手さんに比べてまだまだな部分も多いですが、機械のデザイン性も重要になってきています。製造業に明るいイメージを持ってもらい、若い人材を確保していくためにも、工作機械メーカとして重視していきたい」 

工程改善、省人化は喫緊の課題だ。シギヤ精機製作所ではSHIGIYA Plusと銘打ち、現場改善となるサポート機能を充実させている。ワークの外径を自動測定することで段取りの手間をなくし、多品種生産の効率化が可能となるRAKSOKや、コールドスタートでも熱変形をセンサで感知し、AIがリアルタイムで熱変位を補正してくれるDANKILESSなど現場の困りごとや細やかなニーズにも対応している。 

新しい製品、サービスを次々に生み出していく一方で、90年代の最終開発以降、姿を変えずに作り続けている油圧機もある。多くの企業が縮小・撤退してしまった大型円筒研削盤を作り続け、造船やエネルギー関連、さらに燃料電池のセパレータフィルムの圧延ロールなど新しい分野でも手堅いシェアを獲得して続けている。 

シギヤ精機製作所は円筒研削盤の専門メーカとして、変わるもの、変わらないものに信念を持ったモノづくりを続けている。 

工作機械の景況感は良好
ロボット・データセンタなど新たな市場でシェア獲得を目指す 

2026年現在、工作機械の景況感は良好だ。中国・アメリカを中心に外需も好調を維持しているという。自動車業界も復調の兆しを見せているものの、今後は自動車産業への依存度を下げ、新しい市場開拓は急務。ロボット業界が急成長を遂げており、今後も需要拡大が見込まれている。データセンタ関連も好調だ。だが、市場動向は以前よりさらに読みにくくなっていると林氏は話す。脆性材への対応など、新しい加工技術や領域への対応も増加している。円筒研削盤は汎用機が基本となる。だからこそ業界・分野を絞らずに新興産業への早期参入を目指していきたい考えだ。 

製品情報

  • JIMTOF2026 出展のご案内|シギヤ精機製作所

  • CNC円筒研削盤 GMP-30.30

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