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自動車製造工程での接着剤ディスペンサーの先駆者  時代の変化にも接着剤の進化にも追従する柔軟性が強み 

自動車製造工程での接着剤ディスペンサーの先駆者  時代の変化にも接着剤の進化にも追従する柔軟性が強み 

兵神装備株式会社

掲載企業兵神装備株式会社

主要3品目
  • モーノポンプ®

  • モーノディスペンサー®

接着工程の課題を解決する高機能・高性能ディスペンサー 

 「接着工程のお悩みごと。つまり面倒なところや大変なことをディスペンサーで解決するのが、私たちの仕事です」兵神装備株式会社ディスペンサーサポートグループの佐藤氏は、そう胸を張る。今や製造業にとって、接着は必要不可欠な技術だ。今後さらに使用箇所が増えていくことは間違いない。だが、接着工程において、接着剤の塗布、接着剤量のコントロールにはまだまだ課題も多い。かつては、接着力を確保するために接着剤は足りないよりは多い方が良いと考えられていた。しかし現代では、必要以上に塗布され、溢れた接着剤が不良の原因となり得る。事実、自動車メーカーではリコールの対象となったトラブルも発生している。接着剤は「必要な場所に必要なだけ」塗布することが重要なのだ。製造現場はすでに既存の工程、既存の設備では対応しきれないという問題に直面している。兵神装備は高機能・高性能なモーノディスペンサー®で、日本の製造業を支え続けている。 

自動車構造用接着剤の進化と共に
40年前から“ロボット × 接着”の最前線に立ち続ける 

 兵神装備株式会社は、もともとは船舶に使用されるポンプの製造を行っていたメーカーだ。だが同社が持つ一軸偏心ねじ構造のポンプ技術を製造業に生かすことができないかと自動車メーカーから打診を受け、ロボットアームに搭載する接着剤ディスペンサーの開発に乗り出したのが40年前。それは製造業にロボットが取り入れられ始めた黎明期。ロボット自体の性能もさることながら、工程の自動化に対するノウハウも知見も全くなく、現代のような洗練された高性能な接着剤も存在しない。そんな時代から、同社はロボットを活用した接着工程自動化の最前線に立ち続けているのだ。 

 同社は現在も自動車製造工程における接着剤ディスペンサーを多く手掛けている。同社が接着剤に向き合ってきた歴史は、それ自体が自動車の進化の歴史と重なる。かつては金属製ガスケットが使用されていたものが、徐々に接着剤に置き換わり、現代ではカーエレクトロニクス部品にも多く使用されている。溶接レス、ボルトレスが進む中で、自動車の構造部分にも構造用接着剤が増加している。接着剤の用途は多岐に渡り、求められる技術力も非常にシビアになっている。 

 接着剤の用途も大きく拡大している。住宅設備では、工場内で接着剤を塗布するプレハブ工法が主流となり、接着剤ディスペンサー需要は高まりを見せている。今後も多様な業界で、接着剤とディスペンサーの需要は高まっていくだろう。 

接着ニーズの進化・多様化に対応 
更なる機能拡大に期待 

 接着剤の進化は目覚ましい。これまでは鉄同士、樹脂同士という接合だったものが、鉄と樹脂などの異種材接合が増加。接着剤も二液性になるなどの進化を遂げているが、接着工程の複雑さは激増している。さらにこれから接着剤に求められるのは、ただ接合するというだけでなく防音や断熱、クッション性などの新たな機能性の付与なのだ。機能性が付与されれば、接着工程の管理はさらに重要度を増していく。同社ではそうした繊細さを増す接着剤の取り扱いに対応しながら、ただ塗るのではなく正しい位置に正しい量が適切に塗れているのかといった部分まで対応すべく、センシング技術の開発にも積極的に乗り出しているという。 

 スマートフォンのように、これまでは接合するだけで良かったものが、強固な接着力を持ちながら取り外すことも考慮したリビルド性が必要となると、接着剤ではなく両面テープが用いられるようになった。同社の一軸偏心ねじポンプを使った塗布技術はこうした両面テープへの塗工用途にも対応している。 

 「当社は、時代の変化にいかに追従していくか。液メーカー、設備メーカーへの追従感度が一番高いディスペンサーメーカーだからこそ、今のポジションをキープできているという自負があります。今後もお客様が何に困って、何を求めているのかを把握し、アフターフォローを万全にしていきたい」今まさに、さまざまな変化が起きている。同社は「モーノポンプ®」「モーノディスペンサー®」というコア製品を軸に、柔軟に適応し続けているのだ。 

掲載会社情報

兵神装備株式会社

兵神装備株式会社

所在地
〒652-0852 神戸市兵庫区御崎本町1-1-54
TEL
078-652-1111
FAX
078-652-4504
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