ツバ付長尺シャフトのアプセット鍛造技術(析出硬化型ステンレス鋼 SUS630) 株式会社ミヤジマ

最終更新日:

資料のダウンロード

製品・技術の特徴

株式会社ミヤジマは、滋賀県犬上郡多賀町に本社を構える、鍛造技術と機械加工の一貫対応を強みとする企業です。日本で数少ないシャフトのアプセット(据え込み)鍛造専門メーカーとして長年にわたり、特殊船舶や航空機部品など、高い信頼性が求められる分野での実績を積み重ねてきました。

 

その中でも特に注力しているのが、

【ツバ付長尺シャフトのアプセット鍛造技術(高付加価値材にも対応)】です。

長さが2mを超えるような長いシャフトで一体のフランジ(ツバ)が付いているような部品は削り出したら驚くほど高くついてしまいます。
かといってフリー鍛造すると、かなりの取り代(片側7.5mm以上)がついて粗加工するだけでも大変です。

 

ミヤジマでは材料長さ最大3300mmまでの材料でシャフトの先端または中間にツバ出し鍛造が可能です。汎用金型を多数揃えていますので金型費もゼロまたは最小で出来ます。

 

しかもこの写真の製品は材質が析出硬化型ステンレス鋼「SUS630」で、優れた耐食性と高強度を兼ね備えた高機能素材で、特殊船舶・航空機部品など極めて高い信頼性が求められる部品です。

 

SUS630は①材料費がとても高価、②鍛造が困難(割れやすい)ですが、
ミヤジマでは長年のノウハウにより安定した鍛造が可能で、高機能材料の可能性を最大限に引き出します!
SUSのほか、工具鋼、ニッケル合金、銅合金、アルミ合金にも対応できます。

 

■鍛造による大幅なコスト削減

ミヤジマのアプセット鍛造技術により、
①大幅な材料重量すなわち材料コストの削減
②大幅な粗加工時間の短縮すなわち機械加工コストの削減
が可能となります。
しかも汎用金型を使用することにより、ロット1本から対応可能です。

 

■ 熱処理と機械加工の一貫対応(ワンストップ体制)

鍛造後の各種熱処理や機械加工も社内で一貫して対応可能。
これにより、品質の安定と納期の短縮を両立しています。

製品情報

  • SUS316長尺シャフトもアプセット鍛造。MAX3,300㎜に対応

  • 当社最大規模!!3,300Lの長尺シャフト鍛造品-SUS420J2 ピストン

企業情報

社名

株式会社ミヤジマ

エミダスURL
https://ja.nc-net.or.jp/company/47689/product/detail/248401/
主要3品目
  • 建機・運搬機・農機などの減速機の歯車・シャフト

  • 水道・船舶用ゲートバルブの弁棒・アンカーボルト

  • 工作機械・繊維機械のスピンドル・各種ローラー軸

加工分類
  • 量産 > 鍛造 > アブセッタ鍛造
  • 量産 > 鍛造 > ドロップハンマー
  • 量産 > 鍛造 > 熱間鍛造
従業員数
48人
住所

滋賀県 犬上郡多賀町 多賀1008番地

pagetop