製品・技術の特徴
1909年に金属熱処理の草分けとして創業した東研サーモテックは、国内最多の熱処理技能士を擁する「硬さと摩擦(摩耗)」の専門家集団です。長年培った熱処理技術を核に、周辺技術として展開するDLC(ダイヤモンドライクカーボン)コーティング事業では、日本国内No.1(東京商工リサーチ調べ 2024年度加工賃で比較 )の売上実績を誇ります。
エンジン部品や金型の性能向上に不可欠なPVD・CVDコーティング技術。金型の早期摩耗や摺動不良といった現場の課題を、技術検討から量産まで一気通貫で解決するグローバルサプライヤーとして、世界中のモノづくりを支えています。
1. PVD・CVDコーティングとDLCの基礎知識
表面処理技術が製品品質に与える影響
金属部品は、素材のままでは摩耗・腐食・凝着(かじり)が起きやすく、寿命や精度に限界があります。表面に数マイクロメートル(μm)の薄膜を形成するコーティング処理を施すことで、素材の強度を維持したまま、高硬度・低摩擦・耐食性といった付加価値を付与できます。
DLC(ダイヤモンドライクカーボン)とは
DLCは、ダイヤモンドとグラファイトの両方の結合構造を持つ、炭素を主成分としたナノレベルの薄膜です。PVD(物理気相成長)法またはCVD(化学気相成長)法を用いて成膜されます。
【DLCの主な特長】
・超高硬度・耐摩耗性: 工具や金型、自動車部品の劇的な長寿命化。
・低摩擦係数 : 「驚くほど滑る」特性により、エネルギー損失を低減。
・耐凝着性 : 金属同士の貼り付きを防止し、金型の離型性を向上。
・耐食性・生体適合性: 薬品に強く、医療機器や食品分野にも応用可能。
成膜手法の使い分け:PVDとCVD
DLCは、用途や対象物の形状に合わせて主に以下の2つの製法で成膜されます。
・P-CVD法(プラズマ化学気相成長法)
特徴 :原料ガスをプラズマで分解して成膜。回り込みが良く、複雑な形状にも均一に膜を張れる。
得意分野:エンジン部品、複雑形状の金型
・PVD法(物理気相成長法)
特徴 :真空中で炭素材料を蒸発・堆積させる。密着力が非常に高く、
膜質のコントロールがしやすい。
得意分野:高負荷がかかる精密部品、切削工具
2,東研サーモテックの強み
・熱処理のプロフェッショナルが支える信頼
金属熱処理で85年以上の歴史を持ち、国家資格である熱処理技能士が500名以上在籍(取得率86%)。
コーティングの品質は下地となる熱処理の品質に大きく左右されます。同社は両方の技術に精通してい
るため、最適な組み合わせを提案可能です。
・24時間体制の品質管理とスピード対応
製造ラインと一体化した品質管理部門が24時間体制で稼働。万が一のトラブル時にも素早い原因究明と
対策が可能です。
・1個の試作から高度な分析まで
専用の試作機を完備し、1個からの試作に柔軟に対応。最新の分析機器を用いて、成分分析、表面状態の
観察、摩擦摩耗試験など、エビデンスに基づいた技術提供を行います。
・グローバルネットワーク
日本国内9拠点に加え、タイ・中国・マレーシア・メキシコへ展開。世界中どこでも「短納期・高品質」
の東研クオリティを提供し、お客様のグローバルな製造活動をサポートします。
創業85年以上、2024年度国内売上No.1の実績。
東研サーモテック株式会社は、熱処理とDLC・PVD・CVDコーティングを統合的に提供できる唯一無二のパートナーです。製品の品質向上やコスト削減でお悩みの際は、ぜひご相談ください。
企業情報
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社名
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株式会社東研サーモテック |
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エミダスURL
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https://www.nc-net.or.jp/company/68454/ |
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主要3品目
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加工分類
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従業員数
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842人 |
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住所
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大阪府 寝屋川市 中木田町13-2 |
