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タイ製造業の今と未来を一堂に──「FBCアセアン2025バンコク会場」開催決定 受託加工×生産財×テクノロジーが交差する4日間 

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 2025年5月14日(水)~17日(土)、タイ・バンコクの国際展示場BITEC(HALL103)にて、「FBCアセアン2025ものづくり商談会 バンコク会場」が開催される。ASEAN地域最大級の中小製造業マッチングイベントとして、日本・タイ両国を中心に、アジア各国から多数の出展・来場が見込まれている。 

 本イベント最大の特徴は、受託加工業者に特化したタイでは唯一の大規模展示会である点だ。METALEXなどタイの代表的な展示会が生産設備中心であるのに対し、FBCでは実際にモノづくりの現場で稼働する受託加工工場が多数出展。さらに、タイサブコン協会と連携し、地場ローカル企業も集結。来場者は、日系・タイローカルを問わず在タイ工場の“生の声”を直接聴き、現場と直結した商談ができる絶好の機会となる。 

現場力 × 技術革新が融合──INTERMACHとの併催で最新テクノロジーも体感 

 同時開催のINTERMACHでは、タイ国内の最新生産技術や先端テクノロジーを披露するブースが並び、FA・IoT・AI関連のソリューションも充実。これにより、来場者は技術革新×実加工力という両面から、タイ製造業の未来を体感できる。 また、BOI(タイ投資委員会)が主催するバイヤービレッジエリアではタイを中心としてアセアン各地から50社以上のバイヤーが参加。昨年は在タイ中華系EVメーカー7社が出展、今年は大手Tier1企業にスポットライトをあてた企画も予定されており、受託加工企業にとっては直接商談のチャンスが格段に広がる。

ASEAN進出の足がかりに──5万人来場・高密度マッチングの実力 

 本イベントには、500社以上の出展が予定されており、そのうちFBC出展者は64社(予定)。過去の商談実績では、EV部品の新規商談や欧州バイクメーカーとの大型案件など、FBCアセアンならではの成果が続々と報告されている。「在タイ日系企業の深耕」「新規顧客の獲得」「サプライヤーの発掘」など、あらゆる事業フェーズに対応した実戦的な商談機会が整っている。 

 製造現場×バイヤー、テクノロジー×実加工が融合するこの展示会は、「ASEAN製造業の現在地と未来に触れる場」となる。タイでの販路拡大、新市場開拓を目指す企業にとって、FBCアセアン2025バンコク会場は見逃せない一大イベントとなる。

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