工作機械産業に無限の可能性―「JIMTOF2024（第32回 日本国際工作機械見本市）」

主催／一般社団法人 日本工作機械工業会、株式会社 東京ビッグサイト

2 年に 1 度、世界最大級の工作機械の祭典ついに

　2024年11月5～10日、東京ビッグサイト（東京国際展示場）で「JIMTOF2024（第32回 日本国際工作機械見本市）」が開催。世界中の工作機械および周辺機器の新製品・技術が一挙集結する。会場では各社展示の他、講演会や、最新技術トレンドを体感できる企画展示、学生企画なども実施する。

　今回のキャッチコピーは、「技術のタスキで未来へつなぐ」。JIMTOF に集う最先端のものづくりの技術が、未来へ受け継がれていくことの象徴を「タスキ」で表現した。タスキの図案は、今後の工作機械産業の発展・ビジネスの発展、そしてJIMTOFの発展と、無限（∞）の可能性という思いを込めて「メビウスの輪」に見立てた。

基調講演やアカデミックエリアにも注目

　JIMTOF2024の基調講演は「ものづくりに夢を！THKが挑戦する新発想EV」と題し、THK株式会社 代表取締役会長CEOの寺町彰博氏、株式会社SN DESIGNPLATFORM 代表取締役CEOの中村史郎氏が登壇する。

　さらに今回は「アカデミックエリア」を南4ホールに設置。ものづくり産業の次世代を担う学生と現役世代との交流の場を創出する。企画展示や、IMECポスターセッションなどの恒例プログラムに加え、新企画として学生・大学就職課をターゲットに、業界セミナーや企業紹介、就活コーナーなどを柱としたコンテンツを盛り込む。併せて、出展企業が協力する工作機械関連の体感コンテンツコーナーなども設置する。

Additive Manufacturing Area in JIMTOF

　JIMTOF2024では、前回初開催であった「Additive Manufacturing Area in JIMTOF」を特別併催展として開催する。同エリア内には、AM（付加製造）／3Dプリンティング技術や製品の数々が集まる。企業展示の他、同エリアのテーマに特化した講演会やセミナーも開催する。11月5日には、「ダイキャストの未来が変わる、金属AM金型が変える」と題し、株式会社日本精機 常務取締役 松原雅人氏が登壇、11月6日には一般社団法人日本工作機械工業会会員企業が最新技術情報・ユーザー事例を披露する他、多数の講演・セミナーを展開する。

入場方法

　当日会場内の登録所は混雑が予想される。公式Webサイトからの「事前入場登録」を推奨している。

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